東北部会

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 東 北 部 会
部 会 長 富岡 武志   東北学院大学
博士(情報科学)
事 務 局

989-3203
仙台市青葉区中山吉成3-3-3
富岡 武志 内

創   立 平成2年度(平成2年4月)
会 員 数 27名(平成23年11月15日現在)
活動状況 定時総会および研究会(2月)
研究論文の掲載(3月)

 ◆東北部会の活動について

 東北部会は、平成2年度に結成され、日本商業教育学会第1回全国大会を仙台市において盛大に開催し、本年で23年目を迎える全国で最も古い部会です。日本商業教育学会の設立趣旨をそのまま東北部会とする先駆的部会でもあります。初代部会長は佐藤洽三先生であり、本部会はもとより、日本商業教育学会全国大会でご尽力されました。

 現在では高等学校および大学教員など27名の会員の方々で構成され、毎年仙台市で開催されます研究会および総会を開催し、会員相互の研究成果をもとに、大いに議論を進め研究を深めております。その成果を全国大会で発表しております。

 これまでの23年間の商業教育を振り返ってみますと、平成2年の全国大会では田中弘三先生(宮城県教育庁指導課)の「商業教育における情報処理教育の展望」を皮切りに、平成3年には三浦昇先生(仙台市立仙台図南荻陵高等学校)の「我が国の明治初期における商業教育専門機関−特に神戸商業講習所と石巻商業講習社の関連について−」と題しての大変貴重なご研究の成果を発表されるなど、歴史的視点と将来展望というこれからの商業教育をリードするご発表からのスタートとなりました。こうした意味でも東北部会の果たす役割も大きなものを感じております。

 さて、こうした設立時の部会長をはじめ会員諸氏の商業教育に対する理念と実践を引き継ぐべく、さらなる研究の成果に期待を寄せるものであります。どのような時代に変化したとしても、また商業教育の危機が叫ばれながらも、乗り越えることができたのは、揺るぎない商業教育に対する理念があったからこそであり、その理念に基づいた教育実践の成果であると考えております。

今後とも少子化と18歳人口の激減を踏まえながら、大学では学生の学力低下問題をはじめ教養力不足の解消と専門性の深化に向けて、会員諸氏が共に研究を深めるとともに、相互に情報交換を通じて、その成果を広く発信して参りたいと考えております。
 さらに国際的視野に立脚したグローバル・スタンスに立ち、商業教育の果たすべきその役割について引き続いて追究して参りたいと考えております。このところ「商業教育とは実学である」との議論がなされておりますが、この実学を現代のICT社会でどのように位置づけられ、何が求められようとしていうのかをじっくりと考え、議論を深める必要性も見て取れます。

 そこには学術研究を追究する研究者と、その理論を基に商業教育を実践する教育者、そして実社会で活躍する企業家の三者が一体となった取り組みも見逃すことはできないと考えます。
今後、ますます重要視され、求められてくる商業教育のために、研究と考察を深め、より良きものを求めるためにも大いに議論をする場が必要になることでしょう。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

なお、本部会の活動等につきまして、ご意見やご要望等をお寄せ頂ければ幸いと存じます。


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