実教出版商業027マーケティングでの目次
資料番号 | 教科書頁数 | テーマ | 資料のねらい | 作成者 資料作成日 | ||
実教出版商業027マーケティング | 実教出版商業304マーケティング | 東京法令出版商業305マーケティング | ||||
4-58-1 | 58頁(既存製品の新用途の開拓) | 90頁(既存製品の新用途の開拓) | 製品改良での機能の進化 | 既存製品の改良における機能の複合的充足をとりあげた。「顔の汚れを落とす」ための洗顔料に「スキンケア」の要素を加え、さらにその価値をインターネットを活用しながら消費者に浸透させるという、現代的な戦略の事例として取り上げた。 | 宮本磨巳子2011/10/6 | |
4-58-2 | 58頁(既存製品の新用途の開拓) | 90頁(既存製品の新用途の開拓) | 新機能で消費者にアピール | 主力商品のリニューアルに際し、購買層の女性層にさらに支持してもらうため、「見た目の楽しさ」や「インテリア性」を重視したという企業の具体的なマーケティング努力を資料にした。 | 宮本磨巳子2011/10/6 | |
4-58-3 | 58頁(既存製品の改良) | 90頁(既存製品の改良) | エキナカ発、飲料ビジネス | 既存製品の改良の事例として、マスコミでも多く報道された「落ちないキャップ」のミネラルウォーターを取り上げた。単にアイデアの奇抜性だけでなく、ターゲットのモニタリング調査やパッケージのリニューアルとも連動させて改良が進められたことに、この事例の価値があると思われる。 | 倉部 静雄2012/3/31 | |
4-58-4 | 58頁(既存製品の改良) | 90頁(既存製品の改良) | 容量を小さくして売上をのばす | 商品の小容量化は、消費者変化に対応するものであると同時に、コンビニを中心とした小売業態の変化に対応するものである。その2つの流れに企業はどう対応しているのかを具体的に示した。 | 宮本磨巳子2012/10/6 | |
4-58-5 4-58-6 | 58頁(既存製品の改良) | 90頁(既存製品の改良) | 日本、五輪3大会連続「金・銀・銅」制覇(1)(2) | 職人としての人生と誇りをかけて、地道に製品改良に取り組む人がいる。そのひたむきな仕事によってこそ、世界中の人々から支持される製品が生み出される。その事例から、絶対的に信頼される製品にはどのような要件があるのか考えてもらいたい。 | 倉部 静雄2012/7/1 | |
4-58-7 | 58頁(既存製品の改良) | 90頁(既存製品の改良) | 47頁(セグメント・マーケティング/消費者が住む地域) | 地域の食文化に合わせた商品改良 | 市場細分化によって既存製品を改良し、ヒット商品につなげた事例である。ハンバーガーやフライドチキン等のファストフードは全国どこでも画一的であることが多いが、まだまだ地域ごとの食文化の違いは無視できない。この事例のインスタントラーメンにように、地域ごとの味覚や食感の好みの違いは、売上に直結していることが多い。 | 碓井 和弘2012/10/3 |
4-59-1 | 59頁(アイデアの収集) | 89頁(製品計画の内容) | 102頁(リレーションシップ・マーケティング) | SNSで商品開発 | SNSは売る手と買い手の境界を消す役割を果たしている。ファミリーマートのおにぎりの開発は、買い手が売り手側にまわる典型である。そして、消費者とのやり取りを商品開発に役立てるだけでなく、そのやり取りそのものが強烈な販売促進にもなっている事例である。 | 石谷 正2012/10/24 |
4-62-1 | 62頁(製品ライフサイクル各段階の特徴) | 72頁(製品のライフサイクル) | 98頁(製品ライフサイクル/成熟期のマーケティング) | エステーによる新しい顧客層の開拓 | 新しい顧客層を開拓する工夫を積み重ねることで、製品ライフサイクル上での成熟期から衰退期に急速に向かってしまう危機を回避した事例である。エステーが実践したように、現状分析を怠らず、かつ発想の転換が重要であることを知ってもらいたい。 | 碓井 和弘2012/9/25 |
4-62-2 | 62頁(製品ライフサイクル各段階の特徴) | 73頁(新製品の普及) | 92頁(採用者の区分) | 携帯電話からスマートフォンへ | 高校生も携帯電話がスマートフォンに一気に変わってしまう現象を目の当たりにしている。Appleのマニアだけでなく、インターネットなどの使いやすさからスマートフォンの価値を認めたアーリーアダプターが増えたことで、携帯電話からの急激な切り替えが起きた。ロジャーズの理論を把握する事例として取り上げた。 | 石谷 正2012/10/24 |
4-63-1 | 63頁(プライベートブランド商品) | 92頁(プライベートブランド商品) | 171頁(プライベートブランド商品) | コンビニが成長する理由 | 高校生も日常的に利用しているコンビニが成長し続けているのは、消費者ニーズの変化にすばやく対応するからであり、また消費者に対してライフスタイルを提案しているからでもある。中食志向に対応する形でコンビニは商品開発し、PB商品という形でより身近な小売業態として発展していることを示した。 | 宮本磨巳子2011/10/5 |
4-63-2 | 63頁(プライベートブランド商品) | 92頁(プライベートブランド商品) | 171頁(プライベートブランド商品) | お客様の声で進化するデザート | 高校生も馴染みのあるコンビニのスイーツの中から、プレミアムロールケーキを取り上げ、そのこだわりや商品開発のプロジェクトチームについて説明した。 | 倉部 静雄2012/3/31 |
4-63-3 | 63頁(プライベートブランド商品) | 92頁(プライベートブランド商品) | 171頁(プライベートブランド商品) | 徹底的に消費者に聞くPB開発 | スーパー西友のPB開発では、「消費者のことは消費者に聞け」を徹底している。モニター調査では、7割の人の肯定的意見がなければ商品化されないという高いハードルを設定している。また1.5~2年のサイクルで再テストも実施しており、消費者の好みに合わせてPBも進化するという配慮にも注目してもらいたい。 | 碓井 和弘2014/5/17 |
4-64-1 | 64頁(製品要素) | 69頁(ブランド別評価) | 50頁(製品政策) | 売れる商品の多様な要素 | 消費者は実際にどのような基準でブランドを選んでいるのか。また、多様なブランドロイアルティの形成パターンについて考える上でも、ブランドの多様な価値についてイメージがなければならない。日経流通新聞のブランド別評価から、ガムの事例を紹介した。 | 倉部 静雄2012/10/24 |
4-66-1 | 66頁(統一ブランド) | 174頁(統一ブランドと個別ブランド) | 50頁(ブランド) | 統一ブランドで他社に対抗 | PB商品は小売業の柱商品になっている。そして、このブランドマネジメントの優劣は、業界内での地位にも反映されるようになっている。コンビニ業界3位のファミリーマートは、セブンイレブン、ローソンに遅れて最近になって統一ブランドに動き出したが、そのねらい(統一ブランドというのは企業方針やストアコンセプトが内包されて展開されるなど)について理解してもらいたい。 | 宮本磨巳子2012/12/10 |
4-67-1 | 67頁(表示) | 洗濯の「取り扱い絵表示」の意味 | 衣類に付いているタグに洗濯の「取り扱い絵表示」があるのは誰もが知っている。しかし、クリーニング業務に携わっていなければその意味を正確に知る人は少ない。衣類を安全に洗濯・アイロンがけをするためにもその一覧を示した。 | 氏家 真澄2011/10/29 | ||
4-67-2 | 67頁(表示) | 科学的根拠をアピールして売る | 特定保健用食品(トクホ)の市場規模は2009年以降伸び悩んでいたが、2013年にはピーク時に迫る規模に回復しつつある。そのトクホの歴史と制度について紹介した上で、消費者視点のトクホの問題点や限界についても言及した。 | 碓井 和弘2014/5/18 | ||
4-68-1 | 68頁(製造物責任) | 93頁(製造物責任) | 32頁(企業を取り巻く法制環境) | リコールって何? | 消費者が購入する商品の中でも自動車は命にかかわる商品である。そのため、欠陥や不備が発見されれば直ちに善処されなければならない。それを経済産業省の見解や行政指導を紹介しつつ、トヨタ自動車のリコール政策について取り上げた。【企業のHPから作成する資料・トヨタ自動車編②】 | 宮本磨巳子2013/3/5 |
4-68-2 | 68頁(製造物責任) | 93頁(製造物責任) | 32頁(企業を取り巻く法制環境) | 食品メーカーとしての製造物責任 | 食品を扱うメーカーが、商品そのものに何らかの問題を抱えていながらもそれを隠ぺいしてしまうことは、企業の存続にとっては致命的なダメージを与えることがある。カルビーは商品に混入物があることを速やかに広報し対応した。その経過を通して、食品メーカーとしての社会的責任の重さと信用について考えてもらいたい。【企業のHPから作成する資料・カルビー編③】 | 氏家 真澄2013/5/15 |
4-69-1 | 69頁(環境保全) | 93頁(環境保全) | 30頁(リサイクル) | ゴミの分別、なんと34種類!! | 全国で最も多い34種類の分別を行っている、徳島県上勝町の「ゴミゼロ運動」による分別方法を理解することによって、循環型社会や資源の有効活用の必要性について理解してもらいたい。 | 倉部 静雄2011/10/23 |
4-69-2 | 69頁(環境保全) | 93頁(環境保全) | 30頁(リサイクル) | 技術力が環境を守る | シュレッダー・メーカーである明光商会は、国内最大手であり、技術的にも業界を牽引している。同社は製品の技術を向上させてシェアを拡大するだけでなく、自社の製品が排出したゴミを再生し、環境保持に貢献するようになった。その過程を紹介し、環境保全について考えてもらいたい。 | 宮本磨巳子2012/10/6 |
4-69-3 | 69頁(循環型社会の建設) | 11頁(グリーンマーク) | 30頁(リサイクル) | 循環型社会に向けたグリーンマーク | 消費者が日常生活から環境問題を意識して行動するグリーン・コンシューマリズムの推進のために、さまざまな取り組みがある。グリーンマークは古紙利用製品の識別マークであり、1981年に制定されたという歴史もあるが、あまり意識されていない、というのが実態であろう。リサイクル(再生使用)のシンボルとして理解を深めてもらいたい。 | 美田 甚一2012/10/24 |
4-69-4 | 69頁(環境保全) | 93頁(環境保全) | 30頁(リサイクル) | 環境保全に配慮したマーケティング | カルビーは工場の廃油を再利用することで、循環型社会への実現に向けた貢献をしている。他社の後追いではなく、自ら率先して技術開発をする、また取引企業をも巻き込んで幅広く実践するエコロジカル・マーケティングの事例である。【企業のHPから作成する資料・カルビー編④】 | 氏家 真澄2013/5/15 |
4-71-1 | 71頁(水平的拡大) | 95頁(水平的拡大) | 企業を成長させる職人の確かな技術 | 製品ミックスの拡大の一方向である「水平的拡大」の事例として、北海道ブランドのひとつである「ソメスサドル」を取り上げた。フランスのエルメスが馬具メーカーから高級バッグを中心とした高級ブランド品のメーカーに転身したように、ソメスも国内唯一の馬具メーカーから革製品の総合メーカーとして水平的拡大を遂げてきた。 | 宮本磨巳子2011/10/7 | |
4-71-2 | 71頁(異質的拡大) | 95頁(異質的拡大) | NTTドコモが野菜を売る!? | 誰もが知っているNTTドコモが野菜を売るのはなぜか?企業の合併・買収において、それぞれの強みをどう活かすのかをこの事例から学んでほしい。 | 宮本磨巳子2012/2/25 | |
4-71-3 | 71頁(異質的拡大) | 95頁(異質的拡大) | JR九州の多角化戦略 | 企業の製品ミックスの異質的拡大(経営の多角化)について、九州新幹線の全線開通で日本中から注目を浴びたJR九州を事例にして、より一層理解を深めてもらいたい。 | 倉部 静雄2012/2/12 |