日本商業教育学会中国部会

日本商業教育学会第27回全国(広島)大会にむけて

 日本商業教育学会中国部会は、広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県の学会員で構成されています。日本商業教育学会の発足当初は、中四国部会として活動していましたが、四国地域、特に愛媛県での会員数の増加に伴い発展的に四国部会が独立し現在に至っています。

 現在の中国部会の最大の課題は、来年行われる日本商業教育学会第27回全国(広島)大会の開催とその成功です。

 中国部会は過去2回全国大会を行っています。1回目は、平成5年度に第4回全国(広島)大会 統一論題「商業教育の理念を問う」(広島修道大学)、2回目は、平成18年度 第17回全国(岡山)大会 統一論題「ネットワークを活かす商業教育の展開」(岡山商科大学)です。

 22年前の第4回大会の大会要項を開いてみると、会長 雲英道夫先生、文部省教科調査官 岡田修二先生です。そして、講演「広島の国際化」広島市長 平岡 敬 となっています。当時を思い出すと覚醒の感があります。生まれたばかりの若い学会として広島市長を大会特別講演として招き、大会の統一論題を「商業教育の理念を問う」と大上段に構えた気概が窺えます。全商との違いをどこに求めるのか、学会として何をアピールするか。その結果導きだされたのが、統一論題「商業教育の本質に迫ろう」ということだと記憶しています。

 中国地域の先生方をはじめ、全国の学会員と共に“より期待される商業教育の構築”を目指して頑張っていきたいと思っています。

 先生方の、ご理解とご協力の程、よろしくお願い致します。

日本商業教育学会
中国部会長 河内 満